この人に会いたい(24)柳田邦男さん
いつも日本チェルノブイリ連帯基金に、あたたかで、大きなご支援をいただいている。
新潮文庫の『壊れる日本人再生編』の解説を、鎌田が書かせてもらうという光栄なことがあった。 おもしろい本なので、ぜひ、読んでいただきたい。
昨年12月に出された『新・がん 50人の勇気』(文芸春秋)は、ベストセラーになった『がん 50人の勇気』の新しい本。
ぼくが『空気は読まない』(集英社)を出すきっかけになった、山本七平さんのがんとの闘病が書かれていて興味深い。
柳田さんから、3冊の絵本をいただいた。
柳田さんは、外国の本も含めて、月30冊の絵本を読んでいるという。
そのなかから、どうしてもいう本は、柳田さん自身が翻訳している。
『少年の木 希望のものがたり』(マイケル・フォアマン著、岩崎書店)は、命の再生が語られている。
『でも、わたし生きていくわ』(コレット・ニース=マズール著、文渓堂)。
つらい思いを抱える子たちに、勇気を与えてくれる絵本である。
もう一冊は、『その手に1本の苗木を マータイさんのものがたり』(クレア・A・ニヴォラ著、評論社)。
モッタイナイでノーベル賞をとったマータイさんの物語である。 絵が美しい。
ニヴォラには『あの森へ』(評論社)という美しい絵本がある。以前、柳田さんからすすめられて読んだことがある。
柳田さんからは、教えられることが多い。
この方にお会いすると、命のことや生きることを考えさせれる。
いつも大切なことをサジェスチョンしてくれる。
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