絵“足”紙作家
脳性まひ(CP)のふうちゃんが諏訪中央病院にやってきて、足でキーボードを弾いてくれた。
自分の詩集を読んでくれた。
しゃべるのも大変だが、声を絞り出すようにして読んでくれた。
手はまったく使えない。
足で筆を持って字を書く。
その文字をみてほしい。
今、ふうちゃんは、書道家、絵手紙作家としても評判。
いや、本当は足でかくから、絵足紙作家と本人は笑う。
箸も、足でもって食べる。
ぼくたちからみれば、アクロバットのように見えるが、彼女にとっては当たり前のこと。
看護学生たちに「私の体は不自由だけれど、私は自由だ」と熱く語ってくれた。
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