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2010年6月 6日 (日)

予感

朝4時半に起き、カーテンを開ける。
夏のはじまりが、岩次郎小屋にもやってきている。
岩次郎小屋の最も大きなニセアカシアの木に、新しい芽がはじけるように芽吹いている。
緑がまぶしい。
一人前のコーヒーを半分、小さなカップに移し、岩次郎さんの仏壇に供える。
手を合わせたあと、昨夜、さだまさしさんからもらった『予感』を聴く。

出だしの「片恋」がいい。

Photo

「私は犬に叱られた」
笑ってしまった。
勝手に犬死なんていわせない、という。
まさしさん流の世界が広がる。
笑いながら聴いた。

「予感」
「季節が変わるように静かに押し寄せる波が、
しみるように、あなたで満たされている予感」
美しい出だしである。
静かな音楽にのって、ささやくように語られると、
なんか幸せの予感がする。

こうやってたくさんの曲を作り出し、人の背中を押してあげる。
なんともすごい人だと思う。
そこらじゅうに気配りをして、次々にアルバムを出す。
あふれるような好奇心が、彼の心をつき動かしているのだろう。

原田泰治さんの古希のお祝いでは、実行委員会の副委員長を務めた。
泰治さんは人を大事にする。
その泰治さんの絵にあこがれたさだまさしさんも、人を大事にする。
新しいアルバム「予感」を聴きながら、なんだかおもしろいつながりだなと思った。

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