サースフェー
いよいよサッカーW杯がはじまる。
日本代表は、スイスのサースフェーで高地トレーニングを行ってきた。
氷河の村だ。
2年前、ぼくもこのサースフェーでスキーをした。
美しいところだ。
食事がおいしかったのを覚えている。
トレーニングの場所として、おもしろいところを選んだと思う。
高地トレーニングの目的は、ヘモグロビンを増やし、赤血球と酸素が結びつく力を増強することにある。
だが、もう少し長く滞在しないと、効果は出にくい。
日本代表の日程をみると、もう2週間ほど長く滞在したほうが、本当はいい。
高地トレーニングは、練習の効率もよくなる。
だが、残念なことに、下に下りてしばらくすると元の体に戻ってしまう。
理想的には、高地トレーニングの場所に直前までいて、そのままW杯本番の南アフリカに行くくらいのほうがよいのではないか。
イングランドなどとの練習試合のために下に下りてしまうと、高地トレーニングの効果は薄れてしまう。
高地の疲れが出てくる可能性がある。 ちょっと心配。
しかし、トップ選手は、外国などでそれぞれ活躍しているため、長期間、一緒にトレーニングすることは、息を合わせるうえで大事なことだと思う。
本田選手に、あくが強く、気の強いプレーを期待したいものだ。
写真は、2年前、サースフェーを訪れたときのカマタ。
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