変わる「瞬間」を逃すな
サッカーW杯で、日本代表チームはいい戦いをした。
初戦のカメルーン戦で1点を取ったときに、チームは劇的に変わった。
もちろん、そこに行くまでは表面下で、変わる潮流ができつつあった。
だが、あの1点によって、変化は目に見えるものになり、それがさらにチームをまとめる力になった。
その後、チームは見事に成長していく。
パラグアイ戦に勝って、スペインとの一戦を見たかった。
残念に思う。
チームが変わるのも、人が変わるのも、じつは一瞬なのではないか、とずっと思っている。
その一瞬のために、人は汗をかき、壁にぶつかり、つぶされ、泣き、叫び、汚れ、苦しむ。
その一瞬がいつ来るのか、じっとうかがいながら。
今、ぼくは、人は一瞬で変われるというテーマで本を作成している。
日本代表チームのおかげで、日本は明るくなった。
この明るさを忘れないようにしたい。
レギュラーもベンチも、一つにまとまったことはすごい。
日本の政治も、与党も野党も、もっと一体感をもってほしい。
足の引っ張り合いではなく、この国をどうしたらいいのか、ていねいに議論を重ね、国民のためになる政策をつくりあげていかなければならない。
政治家一人ひとりに思いや立場に違いがあったとしても、日本というチームのために、国民のためにと考えて、協調できないものだろうか。
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