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2010年7月20日 (火)

冷えた心をあたためたい

宮崎県のある町から講演の依頼があった。
どんなやりくりをしても、お引き受けすると答えた。
交通費と宿泊費もボランティアで引き受けさせていただきたいとお願いした。

その町では、牛も豚もワクチンを打って、全て埋めたようだ。

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丹精こめて育ててきた家畜を、生かしてあげられなかった心残りはたいへんなものだと思う。
畜産業はたいへんな状態に直面している。
これからは経済的な問題も出てくる。
ストレスを抱え、うつに陥る人も出てくる可能性がある。

ぼくの講演で、少しでも心が楽になるとうれしい。
心が元気になるように、全力投球で話をさせてもらおうと思っている。

表面上、口蹄疫の問題は解決の方向に向かい始めている。
だが、現地のキズは大きい。
なんとか冷えた心があったかくなるように、協力したい。

写真:梅雨が明け、信州の空にも夏の雲

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