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2010年7月 6日 (火)

命の語り部

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今日も、遠野の話題。

語り部から、オシラさまや座敷童子の話を聞いた。
昔話がなんとも生臭いものだということがわかった。

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子どもたちが、怖い、怖いと言いながらも、おばあちゃんたちから、こんな話を聞いていたのか、と思う。
生と死が、なぜこんなに近いところで語られるのか、不思議である。
語り部は最後に「どんどはれ」という言葉で話をしめる。
おしまい、おしまい、という意味。

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神隠しや姥捨てなど、悲しい物語も、人はきちんと語り継いで生きてきた。
残酷で、悲しい物語もまるごと命。
それを語り継ぐことで、自分の人生を見つめなおし、生き生きさせてきたのではないか。
かつて、山に閉ざされた美しい土地、遠野。
なんとも不思議な、忘れられないまちだ。

一番上の写真は、河童伝説のあるカッパ淵

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