ぼくのルール
細川佳代子さんたちがやっているNPO「世界の子どもにワクチンを日本委員会」を応援することにした。
このNPOは、世界中の子どもが元気で、笑顔で育つように、ワクチンを支援している。
寄付の仕方がおもしろい。それぞれが「ぼくのルール」「私のルール」を決めて、ワクチンを寄付している。
福岡ソフトバンクホークスの和田投手は、1球投げるたびにワクチン10本というルールで、子どもたちにワクチンを贈っている。
かっこいいなと思った。
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ぼくはピッチャーじゃないので、どういうルールにするか迷った。
毎年、諏訪中央病院には若い医学生や研修医たちがたくさんやってくる。
今年の夏もたいへんな数のようだ。
そこで、ぼくのルールは、医学生、看護学生、研修医たちが諏訪中央病院に研修に来ると、1人につき20本のポリオワクチンを寄付することにした。
昨年は125人が研修に来たので、125人×20本分のお金を寄付したい。
鎌田は、毎週火曜日、緩和ケア病棟を回診している。
そのとき医学生や研修医に、鎌田ががんの患者さんや家族とどんなコミュニケーションをとっているか、みてもらっている。
今年の夏はチェルノブイリやパレスチナに行くことになり、例年ほど若い医師たちに教えることができない。
そのおわびの気持ちもこめての、「ぼくのルール」である。
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