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2010年8月21日 (土)

報告・放射能のまちを訪ねて⑥

ベトカ地区病院では、20年前の古い内視鏡が使われていた。
ファイバーが切れて、画像がほとんど見えなかった。
これでは、検査や治療も難しい。

そこでJCFでは今回、電子内視鏡を寄付した。
下の写真の様子は、さっそくセットアップしているところだ。

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これによって、がんの早期発見が可能になっていくと思う。

ベトカでは、子どものがんだけでなく、大人の甲状腺がんや胃がん、肺がんなどが顕著に増えている。

ぼくも、婦人科外来に来たおばあちゃんたちに話を聞いたり、フェイシェルに同行し、甲状腺のチェックをした。

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この地域の人たちは、がんにおびえながら生活している。
どうしたら早期発見できるか、考えていかなければならない。
まだまだ応援することはありそうだ。

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