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2010年8月20日 (金)

報告・放射能のまちを訪ねて⑤

ゴメリの環境センターにある小児白血病棟を訪ねた。

10歳くらいの子どもたちに、ちょっとごあいさつ。
お父さんに連れられて来た、小さな子の姿もあった。

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環境センターには、新しく院内学級ができた。
かつてJCFは、ゴメリ州立病院のタチアナ先生に頼まれ、院内学級を開設したことがある。
そのタチアナ先生のスピリットを引き継いで、今度は自力で、環境センターに院内学級を設けた。
教師は、ベラ先生。
ベラ先生は心理学を学び、子どもたちの心のサポートもしている。
「ここには世界でいちばんの先生がいる」と、7歳の子が描いてくれた絵を、ベラ先生ははにかみながら見せてくれた。

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20年間支援してきて、医療の質はだいぶ高くなってきた。
今回は、キリンから寄付していただいた白血球を増やす薬G-CSFを届けた。
ロシアの薬はあまり効かないが、日本の薬の効果はとても高い、とドクターに喜ばれている。

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