チェルノブイリへの旅⑥
7~10日かけては、ベトカのなかでも放射能汚染が強い地区を訪ねる。
住んではいけないはずなのに、お年寄りが住んでいる。
「埋葬の村」と呼ばれている。
その村の人たちの健康チェックをしたり、なぜその地域に住み続けるのか、訊ねてこようと思っている。
今回の旅では、楽しみにしている「再会」がある。
その1人が、20年前、信州大学の協力で白血病を克服したウラジミール青年。
会えるように手はずを整えているところだ。
2人目は、『雪とパイナップル』にかいたアンドレイ君のお母さん。
お母さんとは、再会できることが決まった。
そして、3人目は、白血病を克服し、今はゴメリ州立医科大学の医学生となったジーマ君だ。
彼は、2年前に日本に研修に来ている。
そこで、研修先の信州大学の医師たちやJCFにかかわる医師たちが、必死にチェルノブイリの小児がんや白血病の子どもたちを助けようとしているのを見て、小児科医になろうと決めたようだ。
白血病で悩んだ少年が、白血病を克服し、白血病の子どもたちをみることができれば、子どもたちや母さんはどれほど勇気を与えられるか。
彼らと久しぶりに会えるのを、とても楽しみにしている。
写真は、15~19年前に会った白血病の少年
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今回は現地で更新できず、この数日のニュースはチェルノブイリに行く前にスケジュールの予定として書き込んだものです。
更新できる状態になったら、今回の新しいニュースをお届けしたいと思いますが、ご報告できるのは、おそらく帰国後になるかもしれません。
今後しばらくは、チェルノブイリに行く前に書きこんだものを掲載します。
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