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2010年8月24日 (火)

報告・放射能のまちを訪ねて⑨

20年前、はじめてゴメリに来たとき、ホテルでぼくたちを待っている人がいた。
8歳の子どもを助けてほしいと泣かれた。
その8歳の子は、ウラジミール君。急性リンパ性白血病だった。

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ウラジミール君は、現在28歳になった(=写真、右端)。
すっかりオヤジのようになっていた。
お母さんは、JCFに出会わなかったら、この子はいま生きていないと20年前と同じように泣き出した。
ウラジミール君は2回再発している。
日本からの薬の支援がなければ、完治はむずかしかったと思う。
当時のゴメリの州立病院はB型肝炎が蔓延しており、今も肝臓が悪いという。

あれから20年経ち、命があることを喜びあう再会となった。

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