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2010年9月27日 (月)

若き女性監督との往復書簡

現在発売中の「婦人公論」で、映画『冬の小鳥』のウニー・ルコント監督と往復書簡を始めた。

映画は、親に捨てられた韓国の子どもが運命を受け入れ、新たな人生を歩む決意をする物語。
その監督自身が、韓国で親に捨てられ、フランス人の養子となって渡仏した経験をもつ。

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彼女は、「親に捨てられたおかげで私の新しい人生がはじまった」と語る。
「捨てられたことによって、韓国語や韓国の文化から切り離された悲しみは残っているが、別れの代償として究極の自由を手に入れた」とも語る。
とても聡明な女性。
ぜひ、読んでください。

『冬の小鳥』は、10/9から岩波ホールで公開、全国順次公開されます。

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