ジブラルタル海峡の日の出
バルセロナの夜景をみながら出発。
翌朝、ジブラルタル海峡で太陽が昇るのを見た。
不思議な雲と太陽の見え方だった。
朝食のとき、21歳の女性と同じテーブルになった。
ビュッフェで、山盛り食べている。
船に乗って、体重変化はないという。
法学部の学生だという。
最低料金99万円で世界一周。
小遣いは、20万円もかからないだろうという。
オプショナルツアーには参加せず、船を下りたところで、自分でバスや電車を使い、町を歩いているという。
言葉がわからないと、運転手さんが「いいよ、いいよ」とタダで乗せてくれることもあった。
何度も地元の人にご馳走になった。
みんな、あたたかいという。
健康的な美人というのも関係しているかもしれないが、そのたくましさに驚く。
年をとると、ここはタクシーで行こうなんて、楽をしてしまいがちだが、若いってすばらしいと思った。
ジブラルタル海峡で、2日間、講演をする。
今日の講演は「生きているってすばらしい、船マジック」というテーマ。
船の旅だからこそ、引きこもっていた若者がどんどん変わっていく。本当の自分が見えてくる。
93歳の最高齢の人とも話をした。
ピースボートは若い人からお年寄りまで、そして、それぞれが大なり小なりいろんな問題をかかえている。
旅をしているうちに、少しずつリフレッシュし、心が元気になっていく。
ぼく自身もそう。
これぞ船マジック。船旅大好き。
| 固定リンク