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2010年9月 5日 (日)

船上のシンポジウム

ギリシャのピレウス港からピースボートに乗り、一行と合流した。
引きこもりの若者たちや、禁煙プログラムに参加している人たちを含む約1000人が乗船している。

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船の上で、シンポジウムを行った。
イスラエル兵に殺されたパレスチナの少年の臓器移植を決断したイスマイルさんと、イスラエルの女性ドールさん、そして、ぼくの3人で「命のバトンタッチと平和」と題して語り合った。

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会場には、あふれるほどの人が集まった。
イスラエルとパレスチナの62年間の戦いを総括しながら、憎しみあいの連鎖からあたたかな連鎖へ転換するには何が必要なのか、相手の痛みを想像する力、そして希望へと話題は発展した。

とてもいいシンポジウムになった。
テレビ製作のクルーも同行しているので、いずれはドギュメンタリー番組になるといいなと思う。

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ぼくは、相変わらず朝4時半起き。
10月に出版する文庫『本当の自分に出会う旅』(集英社)や、11月出版予定の本(「人は一瞬で変わる」(仮題))の原稿の最終チェックを行っている。

この後、ピースボートは、ナポリへ向かう。

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