インフルエンザの季節がやってきた②
インフルエンザ治療薬の新薬ラピアクタは、タミフルが効かないウイルスに対して期待されていた。
だが、残念なことにタミフル耐性ウイルスは、ラピアクタにも耐性があることがわかった。
どちらの薬も、ウイルスをやっつける仕掛けが似ているためだ。
今後もインフルエンザにはタミフルで対応していくことになるのだろうが、タミフルを使いすぎると、耐性ウイルスが増える可能性がある。
その場合は、従来どおり吸入薬のリレンザを使用していくことになるだろう。
今のところリレンザは、耐性ウイルスに対して効果があるようである。
抗生物質は使いすぎると耐性菌や耐性ウイルスが生まれる。
薬の使用方法を、よく検討していく必要がある。
写真は、岩次郎小屋から見た夜明けの八ヶ岳
| 固定リンク