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2010年10月13日 (水)

ワクチン・ギャップ

緊急総合経済対策を盛り込んだ2010年度補正予算案のなかに、注目すべきものがある。
子宮頸がんワクチンや、細菌性髄膜炎を予防するヒブワクチン、肺炎球菌のワクチンを、全額公費負担で受けられるようにするというもの。

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ワクチン・ギャップという言葉をご存知だろうか。
世界で行われているワクチンが、日本では承認されていないなど、ワクチン政策における世界との格差のことをいう。

前記の3種のワクチンは、先進国のなかでは明らかに遅れているが、それ以外に水疱瘡やおたふくかぜ、A型肝炎、B型肝炎など、先進国で定期接種になっているものが、日本では任意接種で、費用も高額だ。ロタウィルスワクチンは承認もされていない。
また、乳幼児の接種スケジュールは過密で、赤ちゃんの体調などをみながら、ワクチンを受けられる医療機関を探すなど、親の負担も大きい。

ワクチン・ギャップについては、10/14のニュースエブリィ(日本テレビ系、16.53~)で話す予定ですので、ぜひご覧ください。

写真は、早朝に望む東京の高層ビル群

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