日本再生の物語
(撮影・前田真三氏。許可を得て転載しています)
2011年度の政府予算案が閣議決定した。
一般会計は、史上最大の92.4兆円。
新国債の発行は44兆円。
ばかげた話である。
麻生政権、鳩山政権、管政権と三代にわたって、べらぼうな予算案がつくられた。
3人とも国民にメッセージを発することができなかったため、どんなにお金をつぎ込んでも、日本の経済は明るい感じがしてこない。
お金をドブに捨てるようなものだ。
来年こそは、いい年になってほしいのだが・・・。
どんな政権になっても、再び自民党が政権をとっても、当面10年くらいは、磐石な政権とはならないだろう。
だからこそ、ぼくは応援していかなければならない。
強くて、あたたかくて、やさしい国をつくるには、物語を語ることが必要だと思っている。
2010年の最後のブログには『よくばらない』(PHP研究所)に載せた詩で、幕を閉じたいと思う。
物語をものがたる
物語が語られなくなった
物語は、夢や希望や勇気を与えてくれます
物語が語られなくなったから、
何度経済対策を打っても
この国の景気は動きません
冷たくなった国民の心があたたまっていないからです
この国のリーダーは
この国をどういう国にしたいのか
あたたかな物語を
語らなければなりません会社の社長はどんな会社にするのか
ものがたらなければなりません
家庭も同じ
どんな家庭にしたいのか、みんなでものがたってみれば
不思議なほど家庭はあたたかくなります
自分の人生をものがたったり
自分の家庭をものがたったり
自分の会社をものがたったり
ものがたることでチェンジがおきるのです
夢と希望と生きる勇気を、きっと取り戻せると思います丘を見つめてきました
丘には丘のあったかな物語がありました
だれも気がついていない物語がありました
◇
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