一茶さんのそばと餅
ぼくの家では、もう10年ほど、小林一茶(ひとし)さんが打ってくれたそばで年を越し、一茶さんがついたお餅をお雑煮にして、いただいている。
一茶さんの味が、すっかり我が家の味になって、体にしみこんでいるようだ。
一茶さんのお母さんである小林一江さんのことは、昨年5月、NHKテレビ「こころの遺伝子」で紹介された。
ぼくにこころの遺伝子を伝えてくれた、大事な人のひとりである。
このテレビは大好評で、司会の西田敏行さんのコメントも活字にし、一冊の本にする準備が進んでいるようだ。
何人かの患者さんを通して、鎌田がどのように変わり、諏訪中央病院の地域医療がどのように育てられていったか。その物語が本になる。
NHKと主婦の友社が協力し、1月末発売の予定。
お楽しみに。
写真は、小林一茶さん(左)と鎌田
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