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2011年1月 7日 (金)

民主主義は検証から始まる

イラク戦争で傷ついた子どもを助けたい。
そう思い、6年半活動をしてきた。
イラクの4つの病院に薬を3000~4000万円を送っている。
北イラクのアルビルに日本の医師や看護師を派遣し、治安のいい北イラクで、バクダッドやバスラの小児病院の看護師に、感染症対策の実技研修などを行ってきた。

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その支援のために、哲学のある義理チョコを販売している。
現在までに7万個が売れた。
1月いっぱいであと5万個を販売し、12万個を完売したい。

2003年3月20日、イラク戦争が始まってから、多くの不幸が生まれた。
本当のこの戦争は正しかったのか、検証したほうがいい。
すべての大きな問題に関して、検証するというスタイルが必要だ。
そういう経験を積むことによって、政権はつねに慎重になる。
検証そのものが、民主主義のトレーニングである。

オランダやイギリスでは、イラク戦争に対して、厳しい検証が行われた。
日本も、本当に日本のイラク戦争の加担は正しかったのか、検証すべきだ。
右の人も、左の人も、ニュートラルの人も、一度議論しておく必要がある。
同じような状況になったときに、方向性を見誤らないためにどうすべきか、学ぶことができると思う。

「強くて、あたたかくて、やさしい国日本」をつくるためにも、外交の課題をきちんと検証することが、政権与党になった政党を育てていく。
今後もねじれは続くだろう。
どの政党が政権をとったとしても、磐石な政権にはならない。
だとすれば、きちんと検証しながら、日本の歩むべき道を探していくことが大事なのだと思う。

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