世界を走る非核特使
ピースボートには政府が認めた非核特使が9人乗っている。
広島、長崎で被爆された方たちである。
彼らは、寄港地の各地域で平和交流をしているが、その訴える力は大きい。
ペルーでは、パトカーと白バイが先導しての対応であった。
信号は青にできるものも青にして、調整できないものは赤のまま、横断する道は白バイが遮断し、全速力で駆け抜けた。
渋滞に巻き込まれても、車をマイクでよけさせて、突っ走るのである。
かつて、諏訪中央病院の今井澄元院長とチェルノブイリに行ったことがある。
当時、彼は国会議員だったので、大使がいろんな配慮をして車も優先的に走らせてくれたが、これほどのことはなかった。
非核特使は、南米の寄港地の各地域で平和交流しながら、ヨーロッパ大陸、そして、アウシュビッツに向かうという。
ピースボートの旅がいいのは、楽しい観光をしながら平和や環境について、常に考えているところである。
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