和平のチャンス
三冊目の絵本作りは、順調にすすんでいる。
イスラエルとパレスチナの間で行われた命のリレーを物語にした。
60年以上憎しみ合いが続く両国。
そのイスラエルが珍しく、和平交渉の再開を言い出した。
和平交渉を打ち切っているのは、多くはイスラエルであった。
しかも今回はリップサービスをしている。
ガザに発電所や下水処理などのインフラ整備をするという。
西岸の一部の治安権限もパレスチナに譲るという。
なぜこんなことを言い出したのか。
エジプトに政変がおこり、イスラエルに理解を示してたムバラクが失権する。
その後、イスラム教原理主義者が政権をとると、イスラエルは非常に厳しい状況に追い込まれる。
イスラエルに接しているパレスチナ、ヨルダン、エジプトという国々が反イスラエルになる前に、パレスチナ側と妥協点をみつけたいのである。
この機に乗じて、イスラエル側にできるだけ多く譲歩させて、和平交渉を成立させるべきだ。
これから大事な局面が来る。
ぼくの絵本が平和をつくりだすのに役立つとうれしいなあ。
絵本の発売は、4/26の予定。
お楽しみに。
写真は、冬晴れの八ヶ岳
| 固定リンク