« 鎌田写真館~薄明 | トップページ | ガンバレ宮崎② »

2011年2月 1日 (火)

ガンバレ宮崎①

昨年12月に宮崎県の都農町に講演に行ってきた。
口蹄疫でダメージを受けた町に元気になってもらいたいと、ボランティアで講演した。
そのとき、泊ったシェラトンは、旧シーガイア。
シェラトンとして再スタートを切り、やっと客が増えはじめて、今年はボーナスがでるかもしれないと喜んでいたところに、口蹄疫の風評被害でお客さんが激減した。
ホテルのなかのおすし屋さんは、一日おきに開業して、危機をしのいできたという。

身につまされた。
「もう一回泊りにくるよ」と約束した。

Img_1593

先日、延岡に講演に行った。
空港から直接、延岡に向かうほうが便利であるが、約束を果たすべくシェラトンに泊りに行った。

夜8時ごろに着いた。
あのおすし屋さんに行こうと思っていたら、なんと満員でしばらく待つという。
ああ、お客さんが戻ってきたんだなとうれしくなった。
それなら、宮崎牛を食べようと思い、ホテルの中のステーキハウスに入った。
ここも混んでいてしばらく待たされたが、宮崎牛を堪能した。

前回、宮崎に来たとき、畜産業だけでなく商業も観光もたいへんなダメージを受けていた。
都農町の人たちが、ぼくの講演会を機に少しずつ明るさを取り戻していると聞いたが、
韓国では口蹄疫が、再び広がり出しはじめているという。
牛や豚は240万頭殺処分された。
再び宮崎県に口蹄疫が広がらないことを願っている。

東国原さんはいい気なもので、自分の野望のために、まだ苦しみのなかにいる宮崎から離れていく。

まだまだ応援しなくちゃいけないと思っていた矢先に、今度は鳥インフルエンザ。
新燃岳の噴火も心配だ。

また、風評被害が出ないといいのだが・・・。

ぼくたちは、ちょっと、風向きとか、空気に弱すぎる。
空気や風評に負けない、強くて、あたたかくて、やさしい国に変えていこうではないか。

写真は、宮崎の美しい海にのぼる朝日

|

« 鎌田写真館~薄明 | トップページ | ガンバレ宮崎② »