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2011年3月 3日 (木)

ガラパゴスの森

ガラパゴス諸島は、エクアドルから約900キロ離れたところにある。
空から見た島は、とても美しかった。

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南極からフンボルト海流が流れてきているために、赤道直下にもかかわわらず、気温20度前後と温暖だ。
今は夏の雨季。ぼくたちが訪ねた日も雨だった。

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背の高い森に茂るのは、スカレシア。大木だが、なんとキク科の植物で、ガラパゴス固有のものである。
しかし、島の外から動植物が入り、森の姿が変わりつつある。
スカレシアの葉を食べるゾウガメの生態にも影響を及ぼしている。

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ピースボートでは、スカレシアの森を復活させようにと、何回もスカレシアの植樹を行ってきた。
昨年6月のぼくの誕生日には、ぼくの名前を書いたプレートをつけたスカレシアを、ピースボートの参加者と現地の高校生と一緒に植樹してくれた。

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半年でぼくと同じ背丈まで育った。
3年もすると10メートル近くになるという。
何年か後には、鎌田實の名前がついたスカレシアが青々と枝葉を広げているかもしれない。

2年前、タヒチ島でも、ヤシの木を植樹した。
いろんなところで、ピースボートと協力し、木を植えている。
ピースボートの植樹活動が、大きく広がるといいな。

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