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2011年4月20日 (水)

台湾は元気であったか

ぼくにとって台湾は7年ぶり4回目。
もともと親日的なので、いつ来ても気持ちがいい。

それに元気だ。
東日本大震災の義援金も140億円も集まったという。
お金持ちがドンと出したというのではなく、国民一人ひとりの心からの支援で集まったお金である。ありがたいことである。

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台湾を訪れる観光客は年間800万人。
一昨年まで日本人が100万人と一位だったが、昨年からは中国人に抜かれたという。
旅行関係者もホテルの関係者も、日本人を歓迎したいと言っていたが、その背景には、中国との複雑な関係が感じられる。

シェラトン台北に泊まっている。
バリアフリーがしっかりしているが、今回のぼくたちのツアーのために、手すりを設置するなど配慮してくれた。
この高級ホテルが人であふれている。
内需も大きいという。

いま日本は縮こまっていて、内需を拡大できないでいる。
旅行会社もホテルも映画館もみんな困っている。
自分の国を救うためには、輸出だけでは生きていけない。

アジアはとても元気。いずれ日本は抜かれていく可能性だってある。
強くて、あたたかくて、やさしい国になるには、内需の拡大が大事。
外国の風評被害をなくし、部品の調達をする。そして秋から輸出の反転攻撃をかければいい。

いま必要なのは内需の拡大である。みんなでお金を使おう。
それが東北を救うことになり、新しい日本をつくることになる。

写真は、故宮を訪ねるツアー一行

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