在宅ケアの復旧を急げ
4/15付の毎日新聞によると、岩手県沿岸部にある市町村で、少なくとも30ヶ所の介護事業所が全壊、宮城県では291事業所が被害を受けているという。
やはり、在宅介護が大きく傷ついていることがわかってきた。
JIM-NETでは、石巻市の河北地区に入り、在宅ケアをすすめている。
川添看護師のコーディネートで、介護を必要とする高齢者が、震災から一ヶ月はじめてお風呂に入った。
在宅ケアが入れなかったために、じょくそうが悪化した人が3人いる。
訪問介護をなどを行う介護事業所が崩壊したために、ケアを受けられていない高齢者や障害者はもっといるかもしれない。
そういう人を見過ごさないように、スタッフは懸命に努力している。
河北地区の南部にある針岡地区は、道路が寸断されて石巻からは入れなかった。
他の地域からの支援の手が少し入っていたようだが、今回、道路が開通し、石巻側からはじめて入れる。
まず針岡地区にローラー作戦を行い、ケアの必要な高齢者や障害者の情報を集めていきたいと思う。
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