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2011年4月24日 (日)

千人風呂プロジェクト~広がる輪

妻に、寝言をいっているといわれた。
千人風呂プロジェクトのことを言っていたという。
今まで、寝言なんていわないほうだと思っていたのに、よほど気になっているのではないか、といわれた。
たしかに、そうかもしれない。

石巻市の湊小学校に設置した「希望の湯」は連日大好評。
日に約150人が利用してくれている。

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このブログを見て、北海道から応援に来てくれた男性や、四国からボランティアに来てくれた女性もいる。
東北大学から2人の男子学生が来ているが、女性のボランティアも必要ということで、女子学生にも声をかけてくれた。
どんどんボランティアの輪が広がる。

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十日町市のグリーンエナジーは、このお風呂を全面的に応援してくれているが、交代で常時2人、ボイラーの管理をしてくれている。
社長とも毎日情報交換している。
社長によると、釜石でもお風呂をやってほしいという声が出ているので検討中だそうだ。

永厳寺の「不動の湯」のクマさんチームも、本願寺系の若い僧侶の応援やピースボートのボランティアのおかげで、うまくいっている。
住民たちも、交代で自分たちのお湯を守ろうと、応援してくれている。

ピースボートが温泉を給湯してくれるというので、そのときは、みんなでイベントをしようと盛り上がっている。

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「不動の湯」の近くで、石原軍団の炊き出しが行われた。
集まる人は、石原軍団を見に、身奇麗にしていく。
「不動の湯」の利用者たちは、長靴で泥だらけ。自分の家の泥をかくので精一杯。
なかなか炊き出しにも行けないという。

先日、「不動の湯」を訪ねると、このお風呂がどんなにありがたいか、こそばゆいほど感謝された。
一緒に入りませんかと誘われて、ぼくもついに「不動の湯」に入ってしまった。

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体がぽかぽかとあたたまる。
循環風呂なので、湯もきれいだ。
たくさんの応援もある。
やってよかったなと思った。

もう寝言で心配しなくてもいいかもれない。

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