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2011年5月23日 (月)

貧困な政治

朝日新聞の5/19付朝刊によると、コロンビア大学のカーティス教授がこんなことを言っている。
「日本は社会がしっかりしているから、政治が貧困なままでいられる。日本の政治家は国民に甘えている」
そして、菅首相に対しては、「震災対応は会議が多すぎ、政治のリーダーシップが見えない」と批判した。

その通りだと思う。
ぼくが言ってきた通りである。

カーティス教授は、谷垣氏にも、「菅首相がダメだと言う必要はない。それは国民がいずれ判断することだ。むしろ建設的な提言をすべきだ」と伝えたという。

政府の復興対策本部による復興基本法案と、自民党の「復興再生院」による「東日本大震災復興再生基本法案」、公明党の「復興庁」による「復興基本法案」の構想は、名前がちょっとずつ違うけれど、内容はほとんど変わりない。
国民のために、一緒になれるはずである。
命がけで一緒になる努力をする政治家が出てきてもいいような気がするが、どうだろうか。

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