釜石、大船渡、陸前高田
今日は、盛岡まで新幹線で行き、そこから車で釜石へ。
釜石の特別養護老人ホームを見て、大船渡へ、そして、陸前高田へと移動してきた。
地震から2ヶ月たって復興というけれど、道だけはガレキが無くなってきれいになっているものの、その周りはまだまだガレキの野が連なっている。
しかも、その範囲はとてもつもなく広い。
かつてここにあった町は、あとかたもなく流されてしまった。
実際に、その地に立ってみると、何とも言えない感情がわきあがってくる。
陸前高田では、福祉避難所を訪ねた。
そこは、もともと400人くらいの山村にあった、炭焼き体験ができる炭の家という公共施設。
家や老人保健施設などが流され行き場を失った、障害や認知症のある高齢者15人がケアを受けながら、避難生活をしていた。
4月上旬にオープンしたが、7月くらいまで続けなければ、高齢者たちの行き場がなくなってしまうという。
この福祉避難所を支えているのは、神奈川県の民間病院から来たボランティアの医師、看護師、理学療法士、作業療法士たち。
一般のボランティアも集まり、高齢者をお世話している。
すごいなあ。本当に頭が下がる。
今夜は、水沢という内陸の町で一泊。
明日は気仙沼と石巻へ行く。
写真は、陸前高田。2ヶ月たつのに、まだガレキの野が続く
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