原発事故268
京都精華大学の山田教授らが、福島市の放射線量を測定したところ、通学路の草むらで28マイクロシーベルトを検出したという。
ぼくが昨年、チェルノブイリ原発から3.5キロにあるプリピャチの公園内で測定したときは、18マイクロシーベルトだった。
そこよりも高い値である。
28マイクロシーベルト×24時間×365日=245ミリシーベルト
ホットスポットである。
3月15日前後、福島市や郡山市でも放射線量が高い値を示していたことがたいへん気になっていた。
アスファルトが多い都市では、放射性物質は何度かの雨で流されてきれいになる。
しかし、土があるところ、路地や花壇、道路わきの用水路などは放射性物質がとどまっている可能性がある。
チェルノブイリ原発から200キロ離れたゴメリでは、町中は早い時期からきれいになったが、その周りの畑や山林では今も高いレベルの汚染が残っている。
いろんなグループが呼びかけをして、福島の子どもたちの疎開を考えたほうがいい。
せめて夏休みだけでも、福島を離れてはどうか。
信州では、受け入れる用意をしているので、ぜひ、考えてもらいたいと思う。
写真は、チェルノブイリの放射能汚染が残る畑
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