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2011年6月 9日 (木)

原発事故272

国家戦略室の「革新的エネルギー・環境戦略」の素案が明らかになった。
原発を推進するというから笑ってしまう。

原子力事故、安全の徹底検証をして、世界最高水準の原子力安全の実現をするとか。
この政権は、やはり感性が悪い。

菅さんは、土俵際に追い込まれたわけだから、もう怖いものはないはず。
歴代の首相がやらなかったようなこと、だれもが怖くてできなかったことを、思い切って舵を切ってやったらいい。
10年後に国民に評価を受けることを狙うべきだと思う。

だが、この素案をみると、今までと同じように姑息である。
ほんのわずか自然エネルギーに目を向けながら、原発を推進している。

「どうしてもこれをやりたい」ということがない人なのかもしれない。
せめて電力会社の発電と送電の分離などを、「遺言」としてしっかり残しておけば、次の首相がやりやすくなる。
二代の首相が脱原発と電力会社の発電・送電分離をやるとなれば、大きな力になる。

菅さん、ここまで来たらもう怖いものはないはず。
勇気をもって、正しいと信じることをしたほうがいいと思うのだが、まだ延命策を考えているのだろうか。
原発推進の人たちのご機嫌もとっておきたいと思っているのだろうか。

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