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2011年6月24日 (金)

原発事故278

汚染水の浄化装置にトラブルが続いているが、なんとか乗り越えてほしい。
それにしても、尋常ではないことがおきている。

2号機の圧力抑制室では300平方センチの穴が開いているらしい。
かなり大きな穴である。
冷却する水を入れれば、ダダ漏れの状態になる。
当然、その水はかなりの高汚染である。

Img_4094 放射線量を測定するカマタ(右)

300平方センチの穴をふさぐということは並大抵ではない。
工程表の見直しが行われているが、工程表どおりにはいかないだろう。

原子炉の冷却に成功したとしても、メルトダウンし、メルトスルーしている穴から、放射能が少量、出続ける可能性がある。
おそらくチェルノブイリと同じように石棺をつくらなければいけなくなるのではないか。

福島原発をコントロールするには2、3年かかるように思う。
完全に心配のない状況にするには、さらに数十年かかる可能性もある。
チェルノブイリのように炉心爆発を起こして、放射能を遠くに飛ばさなかっただけで、実際はにチェルノブイリに近いことが起きたと思うべきだろう。

闘いは長く続くようだ。

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