原発事故285
南相馬市の新田川でとれた鮎が4400ベクレル。真野川でとれた鮎が3300ベクレル、伊達市の阿武隈川でとれた鮎が1260ベクレル。
解禁前なので鮎は出回っていないが、出荷制限するかどうか政府は検討しているという。
チェルノブイリでも、川が汚れ、川魚もかなり汚染された。
暫定基準値は1キロ当たり500ベクレルなので、今回の検出値はかなり高い。
風評被害を起こさないためにも、内部被曝を防ぐためにも、採取や出荷を制限すべきと思う。
しばらくの間、雨が降るたびに、土手など周囲にあった放射性物質が川へ流れていく。
浄化するのに、半年近くかかるのではないだろうか。
岩次郎小屋の花
福島県のホウレン草などの野菜は3週間連続で暫定基準値を下回り、原発周辺地域をのぞいて、すべて出荷制限が解除された。
残っているのは、地物の梅、タケノコ、シイタケなどである。
放射性ヨウ素は半減期が短いために、3ヶ月でほとんど消えたことが大きいと思う。
今後は、土壌に入ったセシウムが吸収されてこないかどうかが心配である。
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