ガレキの処理問題
福島のガレキ288万トンが行き場に困っている。
焼却できるのは年間50万トンのみ。
すべて処理するには、おそらく6年くらいかかってしまう。
燃やした後の灰も問題。
1キロ当たり8000ベクレル以下ならば最終処分場に埋め立てていいという処理方針が決まったが、これは仕方ないと思う。
シートを敷いて、埋めるしかない。
よその県に持っていくわけにはいかない。
情けないし、悔しい。
納得できない人も、批判する人も多いと思うが、海や山に捨てるわけにはいかない。
だから、事故を起こす可能性のある原発はいらないという理論はその通りだと思う。
しかし、事故は起きてしまい、288万トンのガレキが福島にあることは間違いない。
3/26の南相馬。大量のガレキが野積みになっていた
だれがやっても大仕事である。
政治主導の力をみせるべきである。
新しい首相は、若手の、できれば超党派の国会議員をあて、本気で住民と話し合い、埋設することの是非、また、埋める場所の理解を求めるために、血を流すほどの努力をしていくしかないのではないか。
政治家と官僚、市町村が手をとりあって、住民と話し合っていくしかない。
民主主義が問われている。
おきてしまった現実はくつがえせない。そのなかで、みんなが納得できる方針を決めていくしかない。
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