届かぬ義援金
東日本大震災の義援金が、5/27までに2389億円集まっている。
そのうち、支給がすんだのは287億円にとどまっているという。
行政も被災し、行政力が低下している面もあるのだろう。
しかし、被災者にとって、お金は大きな力になる。
現地を歩くと、少しずつラーメン屋さんなどが再開しはじめている。
そんなお店を応援するには、お金がほしい。
避難所などで、何がほしいかと訪ねると、今はお金という答えが多くなった。
早く被災者にお金を届けるべきである。
2000億円もののお金が宙に浮いているなんて、被災者の痛みがよくわかっていない。
行政が被災し、配る力がないなら、他の行政から応援を出すべきだと思う。
日本の行政マンは優秀で、志も高い。
きっと、被災した行政を助けたいと思っている人たちはたくさんいる。
そんな思いを受け止めて、コーディネートする人も必要だ。
その役割を、政治がすすめていったらどうだろうか。
各党から国会議員を一人ずつくらい出して、超党派で、義援金をすばやく配分する。
同時に、行政のシステムを見直しながら、一気に改善させることもできるはず。
やれることから、まずやろう。
被災地にあたたかな血を通わせていく必要がある。
政局の争いなんてしている場合じゃない。
具体的な問題を着実に解決してくべきだ。
写真は、花が咲く諏訪中央病院の庭
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