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2011年7月12日 (火)

原発事故289

南相馬の緊急時避難準備区域の牛から、キロ当たり3200ベクレルのセシウムが検出された。
基準値は500ベクレル。
今年の牧草を食べさせてない、昨年度の牧草と昨年の乾燥わらと配合飼料で、厳重管理しているから大丈夫と思わないほうがいい。全頭調査をしたほうがいいと思う。

『チェルノブイリ・フクシマ なさけないけどあきらめない』(朝日新聞出版)にも書いたが、チェルノブイリの強制移住させられた高汚染地域に近い汚染地域が、福島県にはかなりある。
600平方キロメートルの汚染地域がホットスポットという形で、まだら状に点在するので、注意すべきだと思う。

チェルノブイリでは25年たった今も放射能を出し続けている。
おそらく、福島原発も10年たっても完全にはコントロールではないだろう。
数十年間かかると考えたほうがいいのではないか。

もともと体内にもカリウムを中心にして、放射性物質があるのだから、内部被曝だって心配ないという人はいる。
たしかに年間0.3ミリシーベルトの内部被曝をしているが、さらに余分な被曝をすればリスクは上がる。
わずかだから心配ないという人もいるが、わずかでも配だという人もいる。
100ミリシーベルト以上になれば、がんになる確率が0.5%増えるとされる。

飯舘村、双葉町、浪江町、大熊町など17地点では100ミリシーベルトを超える可能性があるという。
20ミリシーベルト以上の地域は、53地点。

ガレキをどうするか、土壌改良をどう行うか、農作物や魚や肉の管理、子どもたちの健康、福島県の経済、4ヶ月たったが状況は非常に厳しい。
東北の人たちを支え続けなければいけない。

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