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2011年7月22日 (金)

原発事故293

南相馬市やいわき市の一部にも、ホットスポットがあることがわかってきた。
福島市のなかにも一部、線量が高いところがあるのではないかと伝えてきたが、市のいっせい測定で、平ケ森の市営住宅で毎時3.8マイクロシーベルトを計測した。これは年間20ミリシーベルトを超える可能性がある。

チェルノブイリでは、40キュリー以上の地域が強制移住させられたが、40キュリーは毎時2.6マイクロシーベルトに換算される。
チェルノブイリでは、ホットスポットに対して強制移住という方法をとったが、まだら状に点在するホットスポットを把握し、ある意味できちんと対応したと思う。
人口4万人のベトカは2万人が強制移住となり、約60の村が強制移住の対象となった。

そのベトカの市区病院を、JCFでは支援し続けてきた。
ベトカは現在、カザフスタンなどから5000人が移住してきており、2万5000人の人が住んでいる。
年間20ミリシーベルトを超えると予測される地域に関しては、特定避難勧奨地点として避難してもらい、徹底した除染をしたほうがいいのではないかと思う。

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