« 再び寒天ブーム | トップページ | 動画: 鎌田×さだまさし 東北支援トーク&ライブ »

2011年7月23日 (土)

原発事故294

いくつかのホットスポットがあるベトカの地区病院にはホールボディカウンタが一台ある。
簡易型のものである。
このベトカ市では、毎年60人近い新規の体内被曝者が発生している。
だが、食生活を改善していくと、カウンタの数値も改善していくという。
セシウムの半減期は30年と言われていると、体内では60~100日で体外に排出されるといわれている。

1107171___2 ピアノ演奏でシャンソンを歌うピーコさん。7/16の田村市での、鎌田の講演&ピーコさんのトークライブの模様

田村市にピーコさんと慰問に行ったとき、市長さんとお会いした。
この市では子どもと妊婦に積算線量計を貸し出したり、食品の線量測定をできるようにしたり、前向きな取り組みを行っている。
市長さんにホールホディカウンタの購入を検討したらどうかと提案したところ、前向きに検討するといわれた。
福島の汚染の現状から考えると、市町村ごとにホールボディカウンタを一台もたなければいけない状況になってきているように思う。
田村市がホールボディカウンタの設置を前向きに検討し、国と県に3分の1ずつ負担してもらうようになれば、ほかの市町村も田村市の後を追って、取り組み出す可能性がある。

田村市の汚染状況はそれほど深刻ではないが、前向きな取り組みはいいことだと思う。
市長さんに、今後も応援することを約束した。

|

« 再び寒天ブーム | トップページ | 動画: 鎌田×さだまさし 東北支援トーク&ライブ »