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2011年7月 3日 (日)

まっとうな作法

警察関係の雑誌に、ぼくのインタビュー記事がのっている。
「まさか、鎌田先生にインタビューを承諾してもらえるとは思わなかった」という。

今回の震災で、ぼくは自衛隊や消防、警察官が厳しい状況のなかで働いている姿を見てきた。
頭が下がる思いだった。
インタビューのなかでも、「昔は(警察は)嫌いだったが」と正直に語ってしまった。
でも、震災のなかでの警察官の働きを正直に尊敬の念をこめて語った。

Img_3631 大震災の厳しい状況のなか、警察官の働く姿に頭が下がった

いいと思ったことはいいと語れる国にしたい。
右とか、左とか、なんてもう古臭い。ガラガラポンにして、右だった人が、あることに関しては左みたいな考えをする、反対に左だった人が右よりの発言するという柔軟さが、この国を強くする。
河野太郎はこのごろ、テレビや新聞でよく取り上げられているが、保守である立場の彼が、原発に関してはちょい左的な発想で脱原発を訴えているところがおもしろいのである。
もちろん、反対の話があってもいい。
原発をやめる前に、本当に自然エネルギーでまかなえるのか、経済界の人のような発言をするちょい左の人がいてもいいのだ。

いい活動に対して評価したり、感謝したりするのがまっとうな作法である。
ぼくたちの国は、このまっとうさが問われているような気がする。
勇気をもって、まっとうでありつづけたい。

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