破傷風に注意
宮城県で破傷風3例が発生している。
諏訪中央病院の奥先生が、石巻に支援に行ったとき、破傷風にかかった50代の男性にあった。
命拾いしたので、たくさんの人に破傷風の危険を知ってもらいたいと語ったという。
ガレキ撤去作業をする人は、破傷風に注意
破傷風は、ガレキなどの廃材や古いクギで刺し傷や切り傷をつくったりしたとき、注意しなければならない。
30~50%が致命率と言われている。
破傷風には、予防接種が有効である。
1968年以降に生まれた人は、三種混合ワクチンを受けているが、子どものときに受けていても10年間隔で追加接種をしないと免疫が確立しない可能性がある。
1967年以前に生まれた人や予防接種をしたことがない人の場合は、免疫グロブリンの注射も必要になる。
症状は、あごのこわばりや筋肉のけいれんで、傷を受けてから5~10日後に現れることが多い。
傷をつけたり、クギを踏んだりしたときは、破傷風の注意をしよう。
知らないと我慢してしまうが、我慢すると命にかかわる。
ガレキ撤去などにかかわっている人は、ぜひ、知っていてもらいたい。
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