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2011年8月17日 (水)

鎌田實の一日一冊(103)

「寄りそ医-支えあう住民と医師の物語」(中村伸一著、メディアファクトリー、1365円)

研修医たちのあこがれの診療所になりはじめている福井県の名田庄村(現おおい町名田庄地区)の診療所。
著者の中村先生は、その診療所の所長を20年間続けている。
NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも、平成21年7月に放送され話題を呼んだ。
諏訪中央病院も地域医療を行っている同じ仲間の病院である。

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10年ほど前から、中村先生は地域医療や総合医療を目指す仲間たちから高い評価を得ている。

この本は、やんちゃな中村伸一が地域の人に育てられながら、地域医療の若き騎手になり、どんなふうに地域に貢献しているか、わかりやすく、楽しく書かれている。
合併前の村は、老人医療費や介護保険料も福井県内でもっとも低いランクになっていた。
地域のきずな力に着目し、きずなという視点で医療を語っている。
ぜひ、ご一読を。

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