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2011年8月25日 (木)

21世紀型資本主義

夕張に行ってきた。

財政破綻した夕張にツムラが工場を出して2年。
畑では、漢方の生薬に用いるソヨウ(しその葉)が栽培され、「てみるファーム」の人たちが、栽培や管理の方法を勉強しに来ていた。
てみるファームは、障害のある人たちの就労の場。
ツムラは、生薬の栽培をてみるファームに委託することで、彼らの自立を手助けしようとしている。

110823__ 漢方の生薬ソヨウが栽培されているツムラの畑

障害のある人たちが町中のアパートで生活できるようにするには、最低でも月額11万円の給料が必要になる。
障害年金をもらっている人でも、町中で一人暮らしをするのは難しい。
ツムラの仕事は、とてもありがたいと言っていた。

ツムラの夕張工場で、芳井社長とお会いした。
以前、手紙をいただいたことがあり、ずっと会いたい人であった。
かつてツムラは経営的に厳しい時期があったが、今では会社経営を軌道にのせ、過去最高の利益を更新している。
すごいのは、財政破綻した町に工場を出し、雇用を広げようとしたこと、そして、障害者の自立をサポートしていることだ。

競争相手をふみつぶし、自分だけ大儲けをすればいいというのは過去のスタイルである。
あたたかな資本主義こそ、21世紀型の資本主義だ。
魅力的な人間にお会いすると、こちらもいい刺激を受ける。
とてもいい時間だった。

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