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2011年8月 6日 (土)

原発事故308

月刊「Voice」8月号で、ジャック・アタリがおもしろいことを言っている。
フランスの経済学者なので、当然、原発推進している論客である。

「まず、民主主義国家でなければ、いかなる国でも原子力エネルギーは使うべきではないと思います。私から見れば、民主主義は原子力エネルギーを使う必須条件です。
原子力エネルギーは透明性を意味するからで、透明性がなければ民主主義国家ではありません。中国は民主主義国家でないわけで、私は中国での原子力エネルギーの使用に懐疑的です。ほかの多くの国に対しても同じような印象を抱きます」

アタリとぼくとではまったく位置が違うが、「エネルギー問題は民主主義が問われている」というぼくの主張は、アタリのこの言葉と同じようなことだと思う。

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管理監督する原子力安全・保安院が「やらせ」をしたり、九州電力だけでなく四国電力や中部電力もやらせに近いことをしたり、佐賀県知事がやらせのきっかけをつくったり。
民主主義を冒涜することが日常茶飯事に行われる原子力村は、原子力を扱う必須条件である民主主義がまったく作用していないことを示している。

日本は、10年で原発を止めるドイツと競争して、より早く、原発依存から脱却し、新しいイノベーションを行い、それを貿易立国・日本の立脚点にすべきだと思う。

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