« 鎌田劇場へようこそ!(82) | トップページ | 夢のX号 »

2011年8月12日 (金)

緊急・原発事故315

京都の大文字焼五山送り火が16日予定されているが、岩手県陸前高田市の被災松を使うかどうか二転三転してきた。
当初、大文字保存会が、放射性物質が検出されていない被災松を使うことを拒否したため、それに対して批判が出ていた。
その後、大文字保存会が陸前高田市の市民感情を考えて、送り火の薪を使うと決定。
陸前高田市からし、新たに350本の薪が届けられた。
しかし、その新たに届いた松から放射性セシウムが検出された。
京都市は使用を断念したという。

Photo_2 クリックすると拡大します

原発事故306では、上の放射能汚染の地図を載せている。
福島第一原発の事故で3/12日と20日に北へ向かう風が吹いた。
そのために、岩手県一関市などの一部にも、放射性物質が流れていった。
陸前高田市も、この地図では毎時0.25マイクロシーベルトの領域にかかっている。

肉牛の汚染を広げた稲わらは、宮城県北部と岩手県南部のものであることが後でわかったが、この放射性物質の流れをみていれば当然ありえることであった。
肉牛の汚染も、この地図をみていれば推測することができたはずなのである。
それを考えれば、今回の陸前高田の大文字焼の松も、高濃度ではないとしても、放射性物質に汚染されている可能性はありえる。

ぼくが次に心配するのは、米。
千葉県の早場米からは、放射性物質は検出されなかったということだ。
しかし、この地図を見ると、15日に吹いた風が群馬の一部や新潟の一部にも放射性物質を運んだ可能性があることから、お米の汚染がないといいなと思う。

今回の大文字焼のようなことは、はじめに放射性物質を測定し、検出されないものを使うというようにしていれば、こんなにゴタゴタすることはなかったと思う。
放射性物質の流れのシミュレーションは、何度も見直したほうがいい。
3/12日前後と15日、20~21日にかけての大きな風の流れが、ホットスポットを作っている。
その風の流れには注意すべきと思う。

~~~

上記の地図は、群馬大の早川由紀夫教授のブログから転載させていただきました。
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-414.html

|

« 鎌田劇場へようこそ!(82) | トップページ | 夢のX号 »