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2011年9月 1日 (木)

原発事故325

北海道電力の泊原発は、やらせメール問題が出ていたが、新たにシンポジウムに電力会社の社員を動員するやらせがあったことがわかった。
原発を導入しているほとんどの電力会社がやらせをしていたことになる。

原子力を推進するときは、どうしてこんなに卑怯なことが平然と行われるのだろうか。
人の営みは、常にまっとうでなければならない。
隠したり、ウソをついたりという原子力には、慎重になったほうがいいと思う。
卑怯な行為やお金が、人間の関係を壊したり、心を壊したりする。

泊原発はプルサーマル計画を一時凍結するというが、当たり前だと思う。
きちんとやらせ問題の検証をして、二度とないようにしないといけない。
民主主義が問われている。

自治体に流れた原発マネーは、電源三法を中心にした2兆5000億円のほか、電力会社から直接、自治体に、公園をつくるとか、ホールをつくるとか、ハコモノのプレゼントという形で寄付がされている。
匿名の寄付も数億円の単位で行われていると聞く。

原発を誘致した市町村や県に固定資産税や核燃料税が入る仕組みがあり、お金で原発を誘致しやすいようにしているのである。

野田新政権では、このへんの仕組みの見直しも、ぜひ取り組んでもらいたい。

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