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2011年9月10日 (土)

原発事故332

福島県の捕獲されたイノシシ12頭から563~3221ベクレルの放射性セシウムが検出された。
二本松、相馬、南相馬のイノシシである。
茨城県日立沖で獲れたエゾイソアイナメからも、540ベクレルの放射性セシウムが検出されている。
4月のコウナゴ以降、暫定基準値を超えたの海産物は初めてである。

風向きや汚染水の垂れ流しによって、海を汚染している可能性が高い。
以前、阿武隈川などの鮎をはじめとする川魚が汚染されたというニュースが出たが、川の汚染は海にもつながる。

魚の暫定基準値は500ベクレル以下となっているが、ウクライナの規制値並みの150ベクレル以下に見直してはどうか。
健康危害も、風評被害も、少なくするには規制値を厳しくするほうがいい。

イノシシが汚れ、アイナメが汚れ、放射能汚染はチェルノブイリに近い状況になってきた。
システマチックに食物の放射線測定をできるようにすべき。
JAやJF、食品会社が行うだけでなく、一般の主婦が日常の食べ物を測定できるようなシステムが必要である。

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