原発事故339(追記あり)
米の放射性セシウム検査が行われているが、ND(不検出)という結果が目立つ。
これは、サツマイモやジャガイモと比べて、米はセシウムの移行率が低いからだと思う。
ベラルーシ共和国ベトカの診療所の壁には、放射能汚染された食物のニュースが張り出されていた(2010年8月撮影)
地表や地中の放射性セシウムは、米のどの部分に取り込まれるかというと、根に3%、茎や葉に73%、もみがらに7%、ぬかに10%といわれている。
白米の部分は、7%と低い。
そのため、多くの早場米や一般米でNDという結果になったのだろう。
米のセシウム移行率が低いことは、米を主食にする日本人にとってラッキーだった。
暫定基準値は500ベクレル以下とされているが、米の規制値を10ベクレル以下にしてはどうか。
そうすることで、国民の米に対する安心感は高くなるし、風評被害を防ぐことができると思う。
~~追記~~
米の調査は玄米の段階で行われている。
白米を食べることが多いので、厳しい調査ということになる。
ただし、サンプル調査なので、隣の田んぼのお米はどうかという疑問は残る。
全量検査が望ましいが、できなければサンプル数をできるだけ多くして、しかも玄米の段階で調査することで、国民の信頼につながると思う。
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