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2011年9月26日 (月)

原発事故343

福島市と郡山市などの福島県43市町村の野生きのこが出荷停止になった。

森の土壌改良などは難しい。
チェルノブイリでも25年たっても森はきれいになっていない。
福島県頭部の野生きのこに関しては、長期的に慎重にフォローしていく必要がある。
原木栽培のシイタケも、木が放射線で汚れている可能性がある。

Img_3262 ベラルーシの村。木々は青々と茂っているが、放射能は消えていない(2010年8月撮影)

20年前、チェルノブイリに行ったとき、家のなかで放射線量がいちばん高かったのは、ペチカの周囲だった。
汚染された森の木や、強制移住され廃墟となった家の材木が燃料になっていたからだ。
きのことともに、木も注意する必要がある。

また、福島の産業廃棄物焼却施設から1キロあたり14万4000ベクレルの放射性セシウムが検出されている。
ガレキ撤去が進むにつれ、焼却灰の問題が浮上してきた。

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