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2011年10月 8日 (土)

松島の旅①

9月下旬、東北を応援しようと、250人の障害や病をかかえる人たちと松島に行った。
「ドリームインフェスティバル イン松島」と題した、2泊3日の旅である。

参加者は、北は北海道から南は鹿児島まで。
体は不自由かもしないけれど、それぞれの自由な判断で、東北を応援しにやってきた。

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震災直後、松島の観光客数は前年比12%に減った。
ツアーの一行が泊まった大観荘のおかみと話をすると、従業員を解雇しないといけない厳しい状況に陥ったが、なんとか解雇せずにやってきたという。
5月の連休前に、マスコミが応援しようと一時的に盛り返したが、5月の連休ですら前年比25%だった。
8月になり、ようやく40%までもどったが、厳しい状態は続いている。
警察やボランティアの人たち、救援に来ている人たちがホテルを利用していることが命綱のようだ。

こんな状況は松島だけではない。
ツアーの参加者に山形の人や青森の人がいたが、震災の被害は比較的少なくても、観光は大打撃だという。

被災者への義援金はなかなか行き渡らないが、観光することで直接、応援することができる。

この松島のツアーを企画したとき、93歳のおばあちゃんがいの一番に参加を申し込んでくれた。
いつも鎌田實の「ドリームフェスティバル」に参加してくれている。
これまでグアムや諏訪の温泉をご一緒した。

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本当に若々しい。
お化粧はしていないようだが、肌はぴかぴか。
彼女を若々しくしているのは、前向きな心と好奇心。
「東北を応援できて、自分も楽しめるなんて、こんないいことはない」
と、今回も参加してくれた。

そして、こんな思いの人が250人集まって、一緒に旅をした。
あたたかな旅のはじまりである。

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本日、毎日新聞で鎌田の連載「さあ、これからだ」が掲載されています。
松島の旅のことを書いたので、あわせてお読みください。

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