« 原発事故363 | トップページ | お知らせ »

2011年11月 7日 (月)

原発事故364

チェルノブイリでは6800人の小児甲状腺がんが発生したが、多くの場合、汚染された牛乳が原因しているといわれている。
日本はそれは学んで、早々に原乳の出荷停止を行った。
そのため、チェルノブイリのような甲状腺がんは発生しないといわれているが、完全に原乳の出荷停止がされたのは3/21である。
3/12には大量の放射性物質が放出された。3/15にも放射性物質が放出された。
このときは県全域の出荷停止はされていなかった。

放射性物質が多く流れていったと思われる地域、浪江町や飯舘村、伊達市、福島市、郡山市などの子どもたちは、血液検査も含めた甲状腺のエコー健診をしたほうがいいと思う。

111104___2 早朝、曇り空。都心のホテルから

福島県内ではなかなか内部被曝の測定ができない。
二本松市が獨協大学と提携して、内部被曝検査ができるホールボディカウンタを設置するという。
とてもいいことである。
福島県の全市は、ホールボディカウンタを置くように努力したほうがいい。
そして、さらに町や村では、食品の放射性物質の測定機器を設置し、住民が庭でできた野菜や果物も測定できるようなシステムをつくれば、もっと安心できるように思う。

|

« 原発事故363 | トップページ | お知らせ »